嵐の前の空。空と意識の共通点

嵐の前の空。空と意識の共通点

台風が近づきつつある仏生山。

急に雨が降ったかと思えば、
急に雨が止んで空が明るくなったり、
を繰り返す、嵐の前の空。

あの雲のもっと上空には、
いつも明るい青空が広がっていることを
私たちは知ってる。

空を見ているといつも、
人間の感情と同じだなと思う。
感情はいつも、泣いたり笑ったり怒ったり、
くるくる変わる。 

でも、そのもっと奥には、
澄み渡った広大な意識領域が広がっている。
それは、何にも邪魔されることなく、ただ、ある。

瞑想は、くるくると変わる表面的な感情から離れて、
その深淵な源に触れて戻ってくる、意識の反復横跳び。

嵐の前の空を見ながら、
ふとよぎる意識領域の深淵。