フェルトシューズの物語

フェルトシューズを作る原料になるピュアウール、ふわふわの羊毛。
私がネパールから帰国する際に、持ち帰ったものです。

はるばるニュージーランドからネパールへ旅をした羊毛が、ネパールから日本へ。
日本の皆さんに、フェルトシューズとして
履いて頂くまでの、長い長い物語を書いてみました。

この羊毛を分けてくれたフェルト工場は、既に工場を閉めてしまいましたが、
ネパールで暮らした際、私とのフェルトシューズ作りを楽しみながら、
一緒に、熱心に作ってくれていた、工房オーナーのご夫婦を思い出しました。

ご自宅兼工房へ伺った際、ランチを振舞ってくれて、
美味しいご家庭の味をご一緒したことも、よい思い出。
息子さんの暮らす、アメリカに行くと言っていた彼は、元気でしょうか。

フェルトシューズの物語を書きながら、懐かしいネパールでの暮らしや、
工房のみんなのことを思い出し、何だか、とても感傷的な気持ちに。
秋から冬へ向かう季節のせいでしょうか。

来年こそ、みんなに会いに、ネパールへ行きたいと思います。 

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