わたしは、わたしに祈る

わたしは、わたしに祈る

今回の東京への移動日。
悪天の影響で、搭乗予定便が欠航になり、
なんと、翌日の便に振り替えに。
運良くその日は、久々にゆっくり東京を歩こうと、
約束を入れていなかったので、
その日の移動を諦めて、一旦帰宅することに。

ふと見ると、
待合所の前の席に偶然友人を発見。
びっくり、奇遇だねぇと話しながら、
空港まで奥様に迎えに来てもらうことに。

奥様を待っている間、
また別の知人にばったり再会。
普段も滅多に会わないのに、
こんなところで会うなんて奇遇だねぇと話し、
お互いを見送って別れる。

その後、友人と奥様と3人でランチをして、
また明日ね、と別れる。
3人でのランチも久々だったし、
とても大切な話もできたので、
今回の欠航は、そのためだったのかも。

水星逆行の影響を真に受けたけど、
これで済んだし、よしとしよう。



翌日、無事飛行機に乗り込み、まだ曇りの
外を見ていると、雲で真っ白で何も見えない。
更に上昇を続けると、徐々に雲が晴れてきて、
遂に雲の上に出ると、そこは真っ青でクリアな世界。

何だか、人間の心を現実として
見せてもらっているような気分になる。 

私達には、感情があって、
それは時に私達を曇らせ、何も見えなくさせる。

でも。

その奥深く、深淵な部分は、
常に全てをクリアに感知している智慧がある。
深く掘ることは、同時に高い視座を得ること。

その智慧の泉に、触れ続けることをやめたくない。
その泉に触れ続けることを私が諦めませんように。
と。わたしは、わたしに祈る。